【終売】溢れ出すパッションフルーツの濃厚な香りとフレーバー / Colombia Jardines del Eden Anaerobic Passion Fruit 100g
¥2,500
SOLD OUT
※こちらの商品は終売しております。商品説明文を読みたい方向けのアーカイブとなります。
Colombia Jardines del Eden Anaerobic Passion Fruit
コロンビア ハビエル・デル・エデン アナエロビック パッション フルーツ
溢れ出すパッションフルーツの濃厚な香りとフレーバー!沈丁花を思わせる香りとアプリコットのような甘酸っぱさも感じられます。温度が下がるにつれて黄桃からバニラのような甘味の変化も楽しめます。
Aroma / Flavor
Passion Fruit , Yellow Peach , Apricot , Vanilla , Long Aftertaste
焙煎度 : Light Roast
生産地 : Colombia Armenia Quindio
生産者 : Felipe Arcila
標 高 : 1800-2000m
品 種 : Castillo
精 製 : Anaerobic Honey Infused Wine Yeast & Passion Fruit
プアオーバーの抽出レシピはこちらから https://saikaucoffee.base.shop/blog/2024/07/30/145127
新たな挑戦、インフューズドコーヒー
今回紹介するコーヒーは、パッションフルーツとワイン酵母を使用し、フルーツワインのようにさせたものを発酵中に加えたコーヒーです。
まず収穫されたチェリーはグレインプロに、生のパッションフルーツの果肉とワイン酵母と一緒に入れられ、72時間の嫌気性発酵を行います。その後はパルピングされ、ミューシレージを残した状態で、アフリカンベッドに置かれ丁寧に乾燥されます。この精製におけるミソは、一緒にワイン酵母を入れ、発酵中にフルーツワインのように添加物を変化させたことにあります。
ベトナムの産地に伺った際、お試しでアナエロビックプロセスを行うステンレスタンクに、チェリーと一緒にパッションフルーツの果肉だけを入れて発酵させたものに出会ったことがありましたが、そのカップにはフェノールのようなディフェクトが出てしまい、狙った香味にならなかった経験があります。まだまだ酵母の働きは分かっていないことも多く、研究段階ではありますが、酵母の働きが香味に影響を及ぼすのは間違いなさそうです。
カナダ拠点のラルカフェを筆頭にコーヒーの発酵専用の酵母菌を販売するプレイヤーもいよいよ現れ始め、今後のコーヒーシーンにおいて、様々な酵母の添加がトレンドになっていきそうな機運を感じさせます。
この精製方法には賛否両論ありますが、つくられた背景の1つにはには気候変動の影響を受け、以前のようにコーヒーを生産しにくくなっているという問題があります。そんな状況の中でも、生産者さんが付加価値をつけようと試行錯誤の末に生み出したのが、インフューズド ファーメンテーションなのです。ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。